みんぱくゼミナール

みんぱくでの『 世界の織機と織物』3回目です。
今日は無料公開日+みんぱくゼミナールがあったので
兼ねてよりこの日に行こうと決めてました。

みんぱくゼミナール
『東南アジアの織機と衣装』大阪成蹊大学芸術学部 内海涼子先生

私にとってはタイトル見て即これだ!とわくわくする内容を想像してしまいましたが
あまりにも広範囲にわたる研究対象をどのようにまとめて
お話してくれるのかもとても楽しみでした。

主にベトナム、インドネシアで使われている(使われていた)腰機の数種類、
高機の数種類を写真とCGを使って織機の原理を専門家以外でもわかる様に
説明してくれました。これを見たからといっても、織る事を未経験の私にとっては
なるほど、うんうんよくわかる...というお話ではなかったのですが、
それぞれの織り機の特徴で織り物の仕上がり(デザイン)が
変化するのが、それとなく理解できました。

腰機においては、中国の雲南省石寨山にて
紀元前1世紀の青銅貯貝器部分に腰機をする人物を表したものが
発見されていると聞きました。
太古から人類は同じ方法で織りを続けてきたことに触れて、
もっともっと織りの源流を探りたいと思ってしまいます。

一番面白いと思ったのが、実際仕上がった織物を各民族の人達が
どのように衣装としてまとっているのかを先生自らが実演してくれた事です。
織物は筒状のもの一枚の布のもの、この2つにわかれますが(だいたいが木綿か絹)
そこに男女の違い、温度変化に伴った着方、庶民と位の高い人との違い等々
布ひとつで微妙なまとい方の違いがあるのは
とても興味深いお話でした。
かつての東南アジア諸国では布はやはり貴重かつなかなか手に入られないもの
でしたので、大きいとかたっぷり分量をまとっているイコール
その方のステータスシンボルという位置づけになっていたということです。

織りをしたい憧れはありますが、その自分で織った生地を
今自分が作っている洋服パターンに合わせて、ざくざくカットできるのか
・・・とても自信がありません。誰もが時間をかけた織物に
はさみを躊躇なく入れることは簡単ではないと思います。
私は主にラオスという国から織った布地を購入させてもらってますが、
貴重なものを扱わさせてもらっているという思いと共に
その布の素晴らしさを伝える役目もあると思っています。














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